ネットビジネスの対義語はリアルビジネス？

今まで、当たり前だと思ってたんだけど、
昨日、ふと、シャンプーしながら感じたんです。

ネットビジネスってさ、よく、
「ここで培ったノウハウはリアルでも活かせる」って、
言ったりするじゃない？？？

まぁ、実際に、ネットでやってるビジネスモデルって、
案外、飲食店とか、美容院とか、
いろんな商売でも活かせるものが多いんだよね。

だから、ネットビジネスじゃない、
リアルに店舗を構えるタイプなんかの商売を、
「リアルビジネス」って呼んだりするんだけど。

でもさ。

ネットビジネスだって、リアルビジネスだよね？

私だって、今、サポートしたり、
こうやって情報発信したり。

こういうひとつひとつって、
ただ、『バーチャル』だというだけで、
ビジネスそのものはリアルそのものなんだよねー。

アフィリエイトを始める前とか、
そういうのがよく分からなくって、

「ネットにサイトをアップしたら
　魔法のようにお金が降ってくるかも」

という、痛い幻想を抱いたりもしてたけど…（笑）

だってさぁ、レポートをダウンロードしたら、
数秒でURLつきのメールが送られてくるんだよ？

そのアクションの速さは、
中の人がいちいち手で送っているとは思えないじゃない？

そういう、「自動返信メール」を知らなかった私にとっては、
送信して数秒で送られてくるメールに
「魔法」すら感じちゃったわけだ。

まぁ、そういう自動返信システムがあるって分かって、
実際に自分でも使えるようになってみてはじめて、
魔法なんてどこにもないのが分かったんだよね。

ただ、ネットビジネスの場合、
リアルに飲食店を開いたりするのと違い、
『レバレッジ』は効くんだけどね。

レバレッジとは、「てこの原理」のこと。

ブログなら、10人に見てもらっても、
100人に見てもらっても、書く「手間」は一緒だし、

メルマガとか、1通送ろうが、1000通送ろうが、
結局書く「手間」は一緒でしょ？

飲食店なら、こうはならないもんね。

一定の売上を超えたら、
従業員を増やしたり、設備を増やしたり、
店を拡充したり、2号店を出したり。。。

そういう、物理的な対処をしないといけないじゃない？

ネットなら、そういう環境がそもそも「バーチャル」だから、
いくらでも拡張できちゃうんだよね。

ただ、ビジネスしているっていうこと自体は、
リアルでもバーチャルでも変わらないんだけど。

で、

何が言いたいのかというと。

結局、人と人がつながってはじめてビジネスになるんだよ。

私が提供する「価値」を、
読者様が『お金を払うに値する』と思ってくれるから、
ビジネスが成り立つわけじゃん？

お互いに人間同士なんだってことなんだ。
ネットの中に魔法があるわけじゃない。

バーチャルだからできる、
無限の拡張があるだけなんだ。

私はいつも、
「恥ずかしげもなく夢を見て、
　それを自分の『ビジョン』という名前の
　心のエンジンにするんだよ」

とは言うけど、それは、
ネットビジネスを「人間社会の逃げ道」にしろって意味じゃない。

よそ様が足を引きずりながら通勤しているのを
高いところから見下ろす暮らしに憧れるのもよし、

理不尽な会社組織から脱却して、
自由気ままな人生を掴み取るのもよし、

ビジョンなんだから、自由に憧れるべきなんだよ。

でも、それは、
「何らかの努力の代償に得られる」ものであり、
魔法が空から降ってくるわけじゃないんだ。

最初から努力を放棄して、
あわよくば成功だけ掴み取りたいなんて、
子供の幻想なんだよね。

そして、その成功の影には、必ず、
自分に価値を感じてくれて、
お金を払ってくれている大事なお客様がいるんだよ。

ネットだろうがリアルだろうが、
お客様を無視したビジネスなんて無い。

ネットビジネスは、ビジネスの環境がバーチャルだというだけで、
れっきとしたリアルビジネスなんだよね。