理由が伝わらないのと考えるチカラがないのは違うよね

ATTENTION

これまで散々ほったらかしてしまっていたこのブログは現在大規模改装を実施しています。
古いコンテンツの削除や入れ替え、最新情報の追加といったコンテンツの手入れを順次行いますが、なにせ壮大な作業なもんでその間リンク切れだのなんだのでご不便しかおかけしませんがどうぞご容赦を。。。
また、この際取り扱い教材や購入特典も一新しますので、購入をご検討の場合は先に問い合わせフォームからメールかなんかでご一報くださると幸いです。
(古い特典だとほら申し訳ないですし、ご案内できる特典コンテンツを事前におしらせしますので!)

初心者さんに最初に与えるべきは「手順」か「考え方」か。
「作業マニュアル」か「マインド」か、とも言えるね。

今日からアフィリエイトしたい、という人に、
なぞれば形になるような「手順」を示すべきか、
どうすれば問題を解決できるのか、「考えるチカラ」を示すべきか。

  結論から言うと、私は断然「手順」です。

だって、今日からマクドナルドでアルバイトする人に、
「見て盗め」とか、「自分で考えろ」とか、言われても、困るでしょ?

手取り足取り、着替えはここですよ、
貴重品はロッカーにしまい、鍵をかけてね、
手の洗い方はこうですよ、これで殺菌してね、と、
全部、指示しないと、1ミリも動けませんよね?

ただし、良いトレーナーは、
作業手順だけ示して終わりにはしません。

「ポテトを冷凍庫から補充して~」
と、指示をしながらも、

「ポテトは衝撃にとても弱くて、乱暴に扱えば、すぐに中のポテトが折れるんだよ。
折れたポテトは油を吸いやすく、食感が悪くなるので、
ポテトは卵を扱うように丁寧に扱ってね」

と、「そうする理由」も示します。

まぁ、こういうのは、教材なり、サポートなりを通じて、
どんなリーダーシップを取るのか、
そういうスタンスの問題なんだろうけど。

そうなると、リーダーシップとは何か、という話になり、
それだけで、結構なレポートができてしまうんだけど、
まぁ、端的に言えば、この4つに分類されるかな。

【 指示型 】

1から10まで、全部細やかにリーダーが指示をする。
メンバーは、言われたことを黙々とこなす。

自主性なんか関係ない。
王様の言うことがすべて。

一番手っ取り早く、求める成果が出る反面、
自分で考える能力は育たない。

「いいから黙ってポテトを持って来い」
「乱暴に扱うな!ポテトが折れてまずくなるだろ!」
(まぁ、ここまで命令調じゃなくてもいいんだけど^^:)

【 コーチング型 】

リーダーが、メンバーに質問を繰り返しながら、
求める答えが返ってくるまで導く。

本人は自分で考えているように思うけど、
実はかなり誘導されている。

段階的に考える力を身につけることができる反面、
リーダーの負担はかなり大きい。

「君が持って来たポテト、ここが折れてるよね。何でだと思う?」
「あ、さっき、投げ落としたからです」
「ポテトが折れたらまずくなるんだ。じゃぁ、どうしたらいいと思う?」
「次から丁寧に扱います」

【 参加型 】

リーダーは、メンバーの意見を尊重し、
みんなが自分たちで答えを導くまで考える。
リーダーは、励ましはするけど、手は出さない。

みんなで考えるため、帰属意識も高く、
決まったことにはみんなで納得し、従う。

最も考える力は身につくけど、
求めている答えが出ない可能性もある。
何より、意思決定までの時間がかかる。

「おいしいポテトを提供するためには
どうしたらいいか、さぁ、みんなで考えよう」

【 放任型 】

リーダーは、何にも関与しない。
メンバーはそれぞれが、勝手に考え、勝手に行動する。

いわゆる、「丸投げ」。

帰属意識、考える力、など、
何も育たない。

こう見ると、「いいから持って来い!」という指示型は、
何にも育たないかのような印象を持つ方もいるかもですけど、
右も左も分からない、そんな人を相手にするなら、
最も適しているのが「指示型」です。

育たないのは、「そうする理由」が伝わらないからであって、
「考えるチカラ」が足りないのではないと思うのだよ。

アンリミのマインドにある、
「守・破・離」ですけど、これは、芸事を極めるときに、
まずはひたすら手順に従い、そのうち手順の域を超えて、
いずれ、オリジナリティを生み出すってことなんだけど、

これを、リーダーの視点で見たときに、どうなるか。

最初はひたすら言われたとおりにしろ、
王様の言うことがすべて、と、
トップダウンの指示型、これが「守」

けれど、言われたとおりにすることで、
最も早く、成功に近い軌道で作業を進めさせることができます。

でも、ひととおりの手順を理解できたところで、
リーダーは、リーダーシップスタイルの切り替えが求められるってワケ。

なぜなら、1から10まで指示をする「指示型」は、
メンバーの参加意識やモチベーションが低いんです。
だって、自分で考えたりしないもん。ただ、従うだけ。

最もモチベーションが高いのは、「参加型」。
自分も一員なんだ、と、強い帰属意識もあるし、
意思決定には自分の意見も取り入れられているから、
やる気を引き出すには一番いいのね。

ただし、参加型が通用するのは、すでに深く理解できてる、
上級者だよね。自分の意見を言えるほどに詳しくないとね。

私は、初心者さん向け教材に求められるのは、
指示型の「手順」と「そうする理由」であって、
サポートに求められるのは「コーチング」だと思います。

まぁ、せっかく買った教材に、
「どうすればいいか、自分で考えろ」って書いてあったら、
キレていいと思うけど(笑)それが知りたくて買ったのに・・・

まずは、書いてあることを書いてあるようになぞりながら、
「そうする理由」を理解する、と。

考える材料が頭の中に出揃ったときに、
さて、組み合わせてごらん、考えてごらん。
これが大事なのでは?と思うのですよ。

だから、これからアフィリエイトを始める人に、
もっとも必要とされるのは、「手順」でしょ、と。

「手順」をマスターし、「そうする理由」を理解したら、
当然、自分で考えられるだけの材料も整うんだから、
コーチングなり、参加型リーダーシップで導けばいい。

なのに、手順やそうする理由を理解せずに、
「考えろ~」「考えろ~~」と「主体性」だけを求めるのは、
無理があるでしょ?どー考えても。

だから、まだ、全体像もよく見えない、初心者さんには、
「とにかく手順に従いながら、そうする理由を理解しよう」と言うし、

ひととおり、やってみて、まがりなりにも形が見えてきた人には、
「どうしたらいいか、検証しながら考えてみよう」と言うし。

「手順」+「そうする理由」⇒「考えるチカラ」

なんじゃないかな。

タイトルとURLをコピーしました