ビジネスを資産に変えられなかったマクドナルド兄弟の話~前編

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15歳からマクドナルドにいたもんで、
時々、家からミョーなマックグッズが見つかるんだけど、
これもそのひとつ。

これ、確か、2001年の、会社創立30周年の記念に、
全社員に配布された冊子なんですよねー。

まぁ、マクドナルドにはいろいろなエピソードがあるけど、
その中から、「もともとマクドナルドを作った人」の話をしようかと。

今のマクドナルドを作ったのは、レイ・A・クロックという人で、
だから、マクドナルドって名前、関係ないじゃん?なんだけど、
もともとは、マクドナルドさんがやってたドライブインが発祥なんです。

マクドナルドさんとは、ディック・マクドナルドと、
マック・マクドナルドという兄弟のこと。

あ、ちなみに、初代ドナルドさんはこんな感じw

       ((((;゚Д゚))))

まぁ、こういう子供が2秒で泣くキャラが出てくるのは、
もっと後の時代なんだけど。

で、この兄弟は、カリフォルニアで、
小さなドライブインを経営していたのね。

当時のドライブインってさ、
ローラースケートを履いた女性店員が、
駐車場せましと走り回って、車内のお客さんに、
注文を聞いて、届けてってのをやってたの。

まぁ、そういうローラースケートスタイルは、
当時は珍しくもなんともなくて、
「ごくありふれた」光景ではあったんだけど(笑)

とにかく安いし、おいしいし、親切だし、清潔だし。
で、朝から晩までひっきりなしに人がやってきてたの。
3年後には2号店ができるほどの盛況だったんだ。

でね。「ドライブイン」ってのが、結構ポイント。
この当時、1937年だから、いよいよ世界対戦か、って頃。

当時、アメリカでは、
モータリゼーションの時代が幕を開けたって感じかな。

フォードがベルトコンベア方式で自動車を大量生産し始めてね。
自家用車が当たり前の時代に突入していく、
そんな時代だったから、「ドライブイン」は人気でね。
当然、ライバル店だって、うようよあったのよ。

でもね。

マクドナルド兄弟の店は、
変わった外観の店と質のいいサービスで、とにかく異彩を放ってた。
その才能が開花したのが2号店出店のとき。

でっかい土地に、当時、超珍しい、8角形の店舗。
しかも、全面ガラス張りで調理場まで丸見え。
どこを見られてもへっちゃらって自信がないとできないよね。

お客さんに「金魚鉢」ってあだ名をつけられて、
でも、むちゃくちゃ繁盛したのよ。

この店がヒットしたおかげで、
マクドナルド兄弟は一気にお金持ちになったの。

高台に25部屋もある豪邸を買って、
富裕層の仲間入りだよ。

でも、一時期だけ稼げても、
必ずそのまま「安泰」にはならないよね。
だって、ビジネスなんだもん。

アフィリエイトだってさ、
去年すごかった人が「あの人は今」みたいになってる光景、
特に今年は顕著にあらわれているもんなー。

まぁ、マック兄弟のところも、
ローラースケートお姉さんは離職率が高いし、
お姉さん目当てに来るガキンチョが皿とかパクって帰るし、
店の従業員は次々ヘッドハンティングされていくし。
このままじゃまずいなってね。

で、マクドナルド兄弟は、考えたの。

全メニュー25種類のうち、
売上の8割は「ハンバーガー」なんだから、
だったら、ハンバーガーだけ売ったらよくない?

レストランだって、フォードみたいに
ベルトコンベア式で、オートメーション化したら、
ハンバーガーをむっちゃ作れるんじゃない?

ってかさ、ローラーお姉さん、要らなくない?
お客さんにレジまで来てもらおうぜ。
その方が絶対に効率がいいもん。

とにかく薄利多売でハンバーガーを売るんなら、
皿とかコップとか、紙にして使い捨てたほうが安くない?

で、改革を断行します。
とにかく、「早くて安くて清潔」を追求しようぜ!って。

結果は……今のマクドナルドの繁栄につながるわけ。

そんなマクドナルド兄弟に目をつけたのがレイ・クロック。
彼は、「マルチミキサー」っていう、
シェイクマシンの原型みたいな機械を売ってたセールスマンだったの。

でね。
顧客の中に、アフォみたいにマルチミキサーを注文する人がいて、
それがマクドナルド兄弟だったってワケ。

普通の店なら1台あれば十分の機械を、
8台も並べてフル稼働させてたんだもん。

クロックが驚かされたのはそれだけじゃないよ?

お昼時になるとね。
ポテトを売ってるブースに、
150人ものお客さんが行列を作るんだよ。

しかも、うんざりして帰るお客なんていないの。
だって、1組たったの15秒でお客がさばけるんだもん。

クロックが売ってたマルチミキサーで作ったシェイクも、
すごい勢いで売れていくんだよね。

クロックは考えたの。
これはマルチミキサー売ってる場合じゃない!って。

このとき、レイ・クロック52歳。
何をやってもうまくいかないダメリーマン。

この話、書き出したらむちゃくちゃ長くなってしまったので、
続きは明日、お届けしますね。

でもね。

マクドナルド兄弟が始めた「ドライブイン」というビジネス、
モータリゼーションという自動車の時代の幕開けに
まさにぴったりのビジネスだったこと、

それは、今のアフィリエイトというビジネスにも、
まったく当てはまるんだよってこと。

新しいビジネスの時代の波を、
バッチリつかんでいるんだよ、私たち。

だけど、マクドナルド兄弟は、
「ありきたり」では済まさなかったでしょ?

まずは思いっきり凝った店舗建物を作ったし、
よそよりも「圧倒的に」早くて、おいしくて、丁寧で、清潔で。
そういう、お客様へのサービスにも、
妥協を許さなかったのね。

「当たり前」を、「圧倒的」に変えるように、
とことん追求したんだよね。
これも、アフィリエイトだって一緒なんだよ。

自分の「売り」や「コンセプト」を、
とことん追求して、自分のワールドを作るんだよ。
自分だけにしか提供できない「新世界」だよね。

「当たり前」を「新世界」に変えるんだ。

そこから、クロックは巨万の富を得て、
マクドナルド兄弟はそれをつかみ損なう、
ある出来事が起きるんです。

続きは明日、お届けします( `・∀・´)ノ

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