お年頃のころさぁ…
光GENJIとかチェッカーズとか、
そういうカセットとかLPとか、後でCDとか、
キャイキャイ言って聞いてたんだけど、
あの当時、親に
「アンタが好きな音楽はよく分からん!」とかって言われて、
Σ( ̄Д ̄;) これだからオトナは…あぁ、ヤダヤダ
なんて思ってたんだけど、最近、自分が…
(ヽ´ω`) > …… うーん。。。
イマドキの音楽…分からん><
きゃりーぱみゅぱみゅやももクロが歌って踊る姿は
私にはもはやカオスだったりして。。。
((((;゚Д゚)))) > アタシ、歳とっちゃったのかなぁ。。。
と、深刻に悩んでいた春満開の今日この頃。
いかがお過ごしですか?
んで、私が歳を取ったのか、
それとも音楽自体がカオスなのか、
そんなアフォなことを真剣に考えてみました( `・∀・´)ノ
絶対に「歳をとった」と認めないために!!
で!!
導き出した結論は、
「これも全部アップルコンピュータのせいだ!」
という、責任転嫁に至ったわけですよw
アップルコンピュータのせいにすると、
なんとなく納得してしまうのです。
んでね。
イマドキの音楽ってさ。
■ ミョーに転調が多い(いきなり曲調が変わる)
■ 短いフレーズが繰り返し出てくる
だもんで、疲れちゃうっていうのか。。。
つい、ぽかーーーーん。。。としてしまうのですw
なんでそうなんだろう???
iphoneの発売のとき、
かのスティーブ・ジョブズ氏は言いました。
「iPodは音楽業界のあり方を変えた」
確かに。
iPod以降、音楽はCDからダウンロードの時代へ。
んでね。
まぁ、光GENJIやチェッカーズがどうだったかは微妙かもだけど(笑)
それまで、アルバムって、10曲だかなんだか収録されてて、
その10曲の曲順、曲調、そういうの全部で、ひとつの作品、だったのよ。
アルバムに収められた曲全部のバランスで、
アルバム全体のテーマみたいなのを構成していたというかね。
でも、ダウンロード販売が主流になってからは、
アルバム全部を買う必要はなく、
収録曲の中から欲しいものだけを選んで買えるようになった、でしょ?
アルバム全体にこめられたテーマ、
みたいなものが崩壊してしまったわけですよ。
さらに、音楽はわざわざ買わなくても、
ネットにいくらでも転がるようになった。
youtubeやニコ動には、
タワーレコードもかなわない量の音楽があって、
いつでも好きな時に好きなだけ聞くことができちゃう。
「アルバム全部を聴く」時代から
「好きなものだけを聴く」時代へ、
そして、そういう動画サイトには、
名もないユーザーが好きで作ったMAD作品もゴロゴロあって、
もはや音楽は
「1曲全部聴く」ってことすらなくなってしまった。
面白いフレーズ、話題のフレーズだけをつなげて、
「その部分だけを楽しむ」ってことが当たり前になった。
そして何より、
そういう新しい音楽で育った子供たちが
「音楽を生み出す世代」になった。
iPodが世に出たのが2001年。
あれから13年が経ち、iPod世代が大人になって
音楽を作る世代になったってことだね。
自分の好きな音楽のフレーズだけを、
自由にアレンジして聴く世代の音楽だから、
■ ミョーに転調が多い(いきなり曲調が変わる)
■ 短いフレーズが繰り返し出てくる
ってのも当然、アリだよね。
※ これはバブル時代の86トレノ用
「マイベストセレクションカセット」ではなく、です(笑)
んで、
この世代って、ゲーム音楽で育った世代でもあるしね。
だから、コロコロ曲調が変わったり、
同じようなフレーズが繰り返されたりするゲーム音楽が
違和感なく「自分の音楽」になっていっている世代でもあるよね。
そう考えたらさ。
アップルコンピュータって、
音楽業界のあり方そのものを変えただけでなく、
音楽そのものさえ、変えてしまったんだよね。
産業構造が…とかってレベルじゃなく、
文化そのものを変えてしまったというか。
……と、ものすごいところまで発想が飛躍してしまって、
これはすごい発明かも!!と友人にさっそく話したら、
Σ( ̄Д ̄;) > 単純にあの音楽が変わってるだけじゃない?
と冷たく言い放たれ、
あぁそうか、と納得してしまったのでした…_| ̄|○ il||li