昨日今日は卒業式ってところも多いけど、
どーもよくない事件が起きてますね><
そのニュースを見ながら、
ふと思い出した私の中学校の卒業式。
数学の先生に、
『アンタ、よくグレずに踏みとどまったね』
と言われたことを思い出してムキッとしてみました(笑)
…というのも、私、中学へは、
近所の幼馴染たち5~6人のグループで通ってたんですけど、
中学2年ごろから、次々とみんなグレていき、
最終的に残った私以外、全員補導暦があったりしたんですよねw
ちょっと目を離すともう万引きしてる、とか、
セーターの袖口に仕込んだビニール袋からシンナー吸ってみたりとか。
「あれ?そんなブラシ持ってた???」
「あー、さっきね。セブンの店長が”くれ”たの」
「・・・アンタ。。。Σ( ̄Д ̄;)」
このくらいならまだかわいい方で、
「ブラジャー試着しに行こうよ!」
「!?・・・ブラジャーって中学生だけで試着しに行くもんじゃなくない?」
「うーん。でもさ、2~3枚試着したまま帰ってもバレないんだよねー」
「・・・」
こーいうことを平気で言ってくるわけですよ。
今日、何盗みにいく?的な、
ピクニック気分で万引きするような連中だったりしました。
彼女たちが本当に盗んだバイクで走り出し、
しかも無免許だったりして家裁送りになったのは、
高校生になってからでしたけど、
まぁ、先生が心配するのも仕方ないな、ってほど、
私の周りの友達はグレてました(笑)
で、しかも私、中1の多感な時期に
母を病気で亡くしてしまったんで、
余計拍車をかけて「もりりんはグレる」と思われていたようで。
ところが、マセガキだった私には、
『グレる』という選択肢はこれっぽっちもなかったんです。
なぜなら、
「一度グレたら後には引けないし、
大人の前でいい子ちゃんを演じてたほうが人生お得だ」
という計算がキッチリ成り立っていたから、なんですよねー。
万引きして得られる数百円分程度の商品より、
成績表に傷がつくほうがよっぽど損だし釣りあわないでしょ?
という、どちらにせよ可愛げのかけらもない子供でしたw
あ、もちろん、仲間たちにいじめられることもありませんでした。
なんせ、純真無垢ないい子ちゃん、ではなく、
計算上いい子ちゃんを演じていることくらい、
幼馴染たちも知っていましたからね。
それに、私はなかなかいい「隠れ蓑」でもあったようで、
優等生の称号を持つ私がそばにいれば、先生たちの攻撃も緩むらしく、
むしろ仲間たちからは大事にされてましたw
そんなこんなで、「グレ」に関しては少々詳しい私ですがw
「グレる子」って、実はむちゃむちゃ素直で純真なんですよね。
だから、裏切りとか絶望とかに耐性がなくって、
ずるがしこい計算だってうまくできなくって、
グレることで自分を守ろうとしているだけだったんです。
「小学生の頃はあんなに素直ないい子だったのに・・・」ではなく、
「あんなに素直でいい子だったからこそ」なんですよ。
ちょっとした挫折とか心の傷と折り合いをつける術がないんです。
オトナの言うことは何でも正しくって、
1ミリも疑うことなく「うんうん!」って心底信じきってて、
妄信的に先生や大人の言うことを信じちゃう。
じゃぁ、そのオトナの提供する世界が、
騙すつもりじゃなくって、傷つけないために、
良かれと思って誤魔化したりはぐらかしたりされたことさえ、
ヾ(*`Д´*)ノ”彡☆ この世は全部ウソだらけ!
ってなっちゃう。
本当の大人の世界って、
もっと悪意に満ちているのにね。
あなただって、いい大人のくせに、
「愚直に一生懸命がんばれば稼げるようになる!」って、
まさか信じてないよね?
ダメだよ。
純真無垢ないい子ちゃんなんて、
狩られちゃうだけだから。
本気で稼ごうと思ったら、このインフォ業界の裏事情とか、
人の心を好きなようにもてあそぶテクニックとか、
そういうダークなスキルだって必要なんだ。
まぁ、この話、かなりネタを握ってはいるんだけど、
表面上、ここであんまりやばいこと書いたら
粛清されかねないから、
「書きたい」と「書いて大丈夫か?」のハザマで
今、結構揺れているんだけどね。
ひょっとしたら続くかも・・・です。