モノで釣る限界

ATTENTION

これまで散々ほったらかしてしまっていたこのブログは現在大規模改装を実施しています。
古いコンテンツの削除や入れ替え、最新情報の追加といったコンテンツの手入れを順次行いますが、なにせ壮大な作業なもんでその間リンク切れだのなんだのでご不便しかおかけしませんがどうぞご容赦を。。。
また、この際取り扱い教材や購入特典も一新しますので、購入をご検討の場合は先に問い合わせフォームからメールかなんかでご一報くださると幸いです。
(古い特典だとほら申し訳ないですし、ご案内できる特典コンテンツを事前におしらせしますので!)

もう、忙しすぎてついつい更新が止まるんですが、
貯コンしてますか???

5月中に3つ、コンテンツを作ろうって話したら、
3つ作りましたよー!!って報告が出てき始めて
さすがだな~ってニンマリしてます。

で、前回、何話したかというと、
コンテンツは点ではなくって面で考えるって話でしたよね。

単品ですごいPDFだのすごい音声だのを作るってのは、
トンカツのことしか考えないタマネギなしのカツ丼だ、と。

で、コンテンツをひとつひとつ独立した特典として見るんじゃなくって
遊園地全体の一部分として捉えれば、
どんなスモールコンテンツでも必要不可欠な構成要素になるんだ、って話。

まー、今まさに教材書いているからさ。
今になってムームードメインの取り方だとかわざわざ解説マニュアル作るのって
むっちゃしんどいんですよね~~。精神的に。

でも、無いと困るし。。。

うーん。。。脱線してしまうから話を戻して。

で、コンテンツを作ろうって、普段から意識して貯コンしてたら、
それがいつか遊園地みたいなステキなコンテンツ群になるよ、が前回までの話。

ただね、そういうコンテンツって、
どんなにとっておきのネタだとしても、所詮モノなのですよ。

ベネフィットの定義、覚えてる?
商品自体には何の価値もない、って話。

掃除機が欲しい人は、あのプラスチックのマシンが欲しいんじゃない、
きれいな部屋が欲しいんだ、ってヤツです。

『買えば得られるステキな未来』ですね。

特典コンテンツでPDFや音声なんかを用意するってのは、
掃除機を用意するのと一緒なんですよね、結局。

モノを訴求しているわけです。
デジタルデータという物品を訴求しているわけです。

「私、すごいお宝音声もってるんだけど、欲しい人~~」
って、見せびらかして欲しがらせてるわけでしょ?

これって、一定のレベルまでは有効なんだけど、
どこかで頭打ちになるんですよね。

私たちの読者さんって、

● たまたま、通りすがりに立ち寄っただけの読者さん

→ たまに読みに来てくれる読者さん

→ 熱心に読むし、1度は買ったことのある読者さん

→ 何度か買ってくれたお得意さん

→ 買うなら絶対あなたからって決めている上得意様

こんな風に、徐々にランクアップしていくよね。

最終的に、「買うなら絶対あなたから」って決めているような
ロイヤルカスタマーを育成するってのがこのブログメルマガって手法だし。

このロイヤルカスタマークラスの超上得意様を育成しようと思ったら、
モノで釣るってのは限界があるわけです。

ほら、いつもお小遣いをくれる親戚のおばちゃんのことは好きだけど、
本当に好きなのはおばちゃんではなくお小遣いであり、
お小遣いがもらえないのならおばちゃんに用は無い、あれと一緒。

「これ欲しい人~~」って見せびらかすのは
そこまで熱心ではないファンを相手にあの手この手で釣ってるだけで、
あなたの真のファンのことを置き去りにしている、ってわけだ。

でも、ロイヤルカスタマーってのは、モノなんてどうでもよくて、
「あなただから」「あなたが薦めてくれるから」っていう要素が強いんです。

じゃぁ、どうすればって話になるんだけど、
一番有効なのは、【 体験価値 】を訴求すること。

CDもDVDも全部持ってるし、全曲そらで歌えるくらい聴いてるくせに、
高いお金を払ってドームコンサートに行くのはなぜ?

ブランドバッグが欲しいならドン・キホーテに行けばいいのに、
わざわざショップに行ってまで定価で買うのはなぜ?

そこでしか味わえない体験があるからですよね?

あのアイドルと同じ空間で、5万人のファンと一緒に共有する、
その場所でしか味わえない空気感を味わいたい、

ゆったりしたソファに案内されて、
白い手袋をしたスーツのお姉さんがうやうやしくかしずく、
そんなゴージャスな時間を味わいたい、

そういう、『体験』をお金で買っているわけです。

そういう、特別な体験にプレミアム感を感じてもらえるような、
スペシャルな演出、これがミソね。

今、がんばって貯コンしているコンテンツたちは、
「こんなの作ったのよ~~!欲しい人~~」っていう訴求ではなく、
VIPルームに備え付けられた調度品やアメニティみたいな、
おもてなしの一部として使うべき。

「VIPルームだ」って思うと、トイレットペーパーさえ畏れ多く見える、
だからって決して特別なトイレットペーパーではないんだけど、
でも、なんか「私今すごいトイレットペーパー使ってる!」気分にさせる、

ああいう演出だよねー。

ここの不可逆性の話もしたいんだけど、次回かその次かな。

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