ビジネスを資産に変えられなかったマクドナルド兄弟の話~中編

ATTENTION

これまで散々ほったらかしてしまっていたこのブログは現在大規模改装を実施しています。
古いコンテンツの削除や入れ替え、最新情報の追加といったコンテンツの手入れを順次行いますが、なにせ壮大な作業なもんでその間リンク切れだのなんだのでご不便しかおかけしませんがどうぞご容赦を。。。
また、この際取り扱い教材や購入特典も一新しますので、購入をご検討の場合は先に問い合わせフォームからメールかなんかでご一報くださると幸いです。
(古い特典だとほら申し訳ないですし、ご案内できる特典コンテンツを事前におしらせしますので!)

「金持ち父さん貧乏父さん」という本で、
『資産とは、お金がお金を産む仕組みを作ること』
ということを話しているんですけど、

今から数年前、私の当時の勤務先のお得意さんが、
親に借りた700万円を元手に不動産投資を始め、
たった3年で年収2億にしてしまったんですよ ((((;゚Д゚))))
当然、不労所得です!!

その人、

「いやぁ、『信長の野望』ってゲームをね、
 むちゃくちゃやりこんでたんですよ。
 そしたら、自分にもできる気がしてねー。あはは」

だそうで…_| ̄|○ il||li
ビジネスの種って、案外近くに落ちてるんだなー(遠い目)

書き始めたらむっちゃ長くなってしまったこの話。
前回の続きです。

⇒ ビジネスを資産に変えられなかったマクドナルド兄弟の話~前編

空前の自動車ブームに乗って、
ドライブインを始めたマクドナルド兄弟。

彼らはその他大勢のライバルとは一線を画して、
徹底的なサービスの質と、効率化を図りました。

当時、マルチミキサーという、
ミルクシェイクを作る機械のセールスをしていた
レイ・A・クロックは、

自分の受け持っていた顧客の中にいたマクドナルドという人が、
なんであんなにマルチミキサーを買うのかなぁ、と、
シカゴからカリフォルニアまでわざわざ出向きます。

そこで見たのは、あふれんばかりのお客さん、
8台も並べられたマルチミキサーがぶんぶんフル稼働する様子、
たった15秒おきにさばかれていく手際の良い応対、
パリッと糊の利いたシャツを着て働く従業員、
チリひとつない駐車場…

その2号店の写真はこちら

そこに、底知れぬビジネスの可能性を見たクロックは、
マクドナルド兄弟にさっそく持ちかけます。

「私とフランチャイズの独占契約をして欲しい」と。
クロックは、こうして、マクドナルドという看板を得て、
全国展開をはじめたんです。

クロックは、まず、フランチャイズオーナーを募集しました。

当時、フランチャイズ契約では、
馬鹿高いフィー(加盟料)を課し、
儲けを骨の髄まで搾り取るのが一般的でした。

納入業者と結託して、仕入れにまで手数料を課し、
働けど働けど儲けが出ないのが普通だったんです。

でも、クロックは真逆の道を選びました。

フィーは極限まで下げて、
自らは6年間、無給で働いたんです。
納入業者にだって、一括仕入れする見返りに値引きを要求。

現に、当時、フランチャイズの店からあがる収益のうち、
クロックの会社の取り分が1.4%、
マクドナルド兄弟に払う分が0.5%。

この低さは異常ですからねー。

まずは、こうして、徹底的に、
相手(フランチャイズオーナー)を儲けさせたんです。

フランチャイズの各店が成功すれば、
それが全体の繁栄になる、と考えたから。

だから、クロックは、給料も取らず、
私財を切り崩し、生命保険を担保に借金までして、
そのすべてをあけっぴろげに語りました。

これが信用を呼び、志望者は次々現れました。

ところが、クロックはシカゴ在住、
ビジネスはカリフォルニア、
目の行き届かない間に、
クロックのマクドナルドはめちゃくちゃになってました。

勝手に肉に混ぜ物をしてかさ増しするわ、
ピザやホットドッグを売ってる店もあるわ、
勝手に値上げしている店もあるわ…

マニュアルを守らず、目先の小銭に釣られて、
本質を見失ったビジネスをしていたんです。

そこでクロックは、目の届くシカゴに、
直営店をオープンさせます。

これが、いわゆるマクドナルド1号店、
「デスプレーンズ店」ですね。

自らも足しげく店に通い、
休日には駐車場整理を買って出て、
「あのディックとマックの店のように」と、
高い質のサービスを追及させたんです。

フランチャイズオーナーの募集でも、
クロックは異彩を放っていきました。

フランチャイズオーナーの志望者は、
「金儲けになるだろうから」と、『投資』目的で集まります。

クロックは、それを許しませんでした。

「このビジネスは投資じゃない。
 現場に情熱を傾けられる人を求めているんだ」と。

そんなクロックの元に、
ベティ・アゲートという女性が訪れます。

彼女は聖書の飛び込みセールスをしにきたんですが、
ひと目でそんなマクドナルドにほれ込み、
夫と二人でフランチャイズをはじめます。

夫はグリルで肉を焼き、
妻はカウンターで売りさばく。

夫妻は、あのディックとマックの兄弟のように、
徹底的に「当たり前」を「圧倒的」に変え、
マニュアルを守り、そして、信念を貫いたんです。

たった3年で、巨万の富を築き上げたアゲート夫妻の話は、
瞬く間に広まっていきました。

そして、アゲート夫妻の話を聞きつけて、
「自分も起業したい」という志望者が殺到したのです。

ビッグマックもフィレオフィッシュもエッグマフィンも、
こうした「起業家フランチャイズオーナー」の発明です。

クロックは、パートナーシップを組む、
納入業者たちにも言い続けました。

「今、直ちに儲ける必要などない。
 マクドナルドが10,000店を超えたときの儲けを想像してみたまえ」

しまった…この話、もうちょっと続くかも…。

今回のクロックの話、
あなたがビジネスをする上で、
絶対に曲げてはいけない話なんだよね。

まずは、お客さんを裏切らないこと。

勝手に値段を吊り上げたり、
ミョーなものを売ってみたり。

お客さんをごまかして稼げるのは
所詮、その場の小銭なんだから。

カリフォルニアのオーナーたちは、
それが分からなかったんだよね。

逆に、信念を貫いたアゲート夫妻は、
莫大な富を手に入れることになったんだ。

そして、徹底的にビジネスパートナーを育てること。
価値観、理念、実践レベルにいたるまで、
徹底的にこだわり、相手を育てるってこと。

私たちの「アフィリエイト」という仕事だって、
まさにそうなんだよ。

読者さんを育てて、儲けてもらって、
そのとき、自分にはそれをはるかに超える、
巨万の富がやって来るんだよ。

アフィリエイトも含めてビジネスってさ、
お金さえ出せば収益が降ってくるようなもんじゃないんだ。

クロックが切り開いたみたいな、
ビジネスのモデルを築くんだよ。

さて、ビジネスモデルを最初に築いたマクドナルド兄弟が、
つかみ損ねた巨万の富の話。

今日で完結するはずだったんだけど、
明日に続きます。次は絶対最終回だ!( `・∀・´)ノ

タイトルとURLをコピーしました